Amazon販売で売上を伸ばす方法のひとつに、外部集客があります。
SEO対策やAmazon広告で集客できるのは、あくまでAmazon内部のみです。
普段からAmazonを利用する顧客には効果的ですが、Amazonを普段積極的に使わない層にアプローチすることはできません。
物販初心者が短期的に売上を伸ばすのであれば、Amazon内部での集客だけでも十分対応可能です。
しかし将来的にさらなる事業拡大を狙うなら、外部集客に取り組む必要があるでしょう。
この記事では、物販初心者でも低コストで簡単に取り入れられる外部集客の方法と、おすすめのツールを紹介します。
次のような人はぜひ参考にしてみてくださいね。
- Amazon外からの集客に力を入れたいが、何から始めたらいいか分からない
- SNSで自社商品のファンを増やして売上アップにつなげたい
- コストをかけずに集客する方法を知りたい
Amazon販売での外部集客とは?
Amazon販売での外部集客とは、Amazon外に広告を打つなどして、Amazonを普段利用しない人に商品を売り込む方法です。
- 自社のSNSアカウントを運用して商品を紹介する
- YouTuberに依頼して商品紹介動画をアップしてもらう
- インスタグラマーに商品を紹介してもらう
- 新聞や雑誌、フリーペーパーといった紙媒体のメディアに広告を出す
このように、SNSやメディアを通して自社サイトやAmazonの商品ページに誘導し、商品購入につなげることができます。
しかし、上記に紹介した方法にはコストがかかるというデメリットがあります。
- YouTuberやインスタグラマーへの依頼料
- SNS投稿の内容を考える時間や労力
- 新聞や雑誌への出稿料
中でも新聞や雑誌は広告を掲載できるスペースに限りがあるため、出稿料が高額になりがちです。
その分、幅広い層に商品を認知してもらえる効果はありますが、初心者には手を出しづらいでしょう。
同じコストをかけるなら、Amazon内で広告を出す方が即効性は高いです。
Amazon広告を目にする人は、普段からAmazonで買い物をしていたり、Amazonで何か商品を買いたいと思っている人です。そうした人に直接アピールする方が、購入につながりやすいのです。
ただ、長期的な戦略として顧客層を拡大しておくことも重要です。
初心者が外部集客を始める場合、できるだけコストのかからない方法で少しずつ始めるといいでしょう。
具体的な方法を次の項目で紹介します。
Amazon初心者でもできる!QRコードを使った外部集客の方法
低コストで外部集客を始めたいなら、商品のパッケージやチラシに自社のサイトやSNSに誘導するQRコードを表示しましょう。
QRコードから自社のLINE@やインスタグラムなどのSNSに誘導し、登録やフォローをしてもらうことで、Amazonを介さずに新商品やセールの情報をお知らせできます。
今後ファンやリピーターになってもらえる可能性が高いでしょう。
この方法のメリットは、とにかくコストがかからないことです。
QRコードは無料で作成できますし、チラシや説明書を自社で印刷しているならデザインを一部変更するだけでOK。
必要な準備は次の2点のみです。
- 誘導したいサイトやSNSのリンクをもとにQRコードを作成する
- 商品のチラシや説明書に①で作成したQRコードを追加して印刷する
この方法なら初心者でも低コストで簡単に外部集客を始められますよ。
QRコードは必ずアクセス解析の設定をしよう
QRコードから自社サイトやSNSに誘導する時には、必ずアクセス解析の設定をしておきましょう。
アクセス解析では、QRコードを読み込んで実際にサイトやSNSを訪れた日時や訪問人数を細かく確認できます。
これにより、商品と同梱したチラシにどの程度の集客効果があるのかを測定できます。
QRコードを載せたチラシを3種類作成したとします。
チラシA、B、CのそれぞれのQRコードを読み込んだ人数を追跡することで、どのデザインのチラシがもっとも集客効果があるのかを測定できます。
- チラシA 商品を300個発送して70件のアクセス
- チラシB 商品を300個発送して50件のアクセス
- チラシC 商品を300個発送して20件のアクセス
このような結果が出た場合、チラシAがもっとも集客効果が高いことが分かります。
同梱するチラシのデザインをAにそろえることで、効果的に集客することができるでしょう。
アクセス解析を利用しなければ、QRコードに反応してくれた人数を把握できず、効果の有無も分からないままです。
必ず最初に設定しましょう。
QRコード作成サイトでアクセス解析をできる場合もありますし、機能がない場合でもアクセス解析サービスを実施しているサイトを経由することで利用可能です。
次の項目でアクセス解析のできるサイトを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
中国輸入のサポートを行っている弊社イーウーパスポートでは、商品のチラシや説明書の作成をお受けしております。
商品の魅力を最大限アピールし、集客につながるデザインをご提案いたします。
まずはお気軽にご相談くださいませ。
QRコード作成&アクセス解析におすすめの無料サイト3選
QRコードの作成やアクセス解析を無料で利用できるサイトを3つ紹介します。
- Bitly(ビットリー)
- クルクルManager
- QRのススメ
どれも無料で簡単に利用できるサイトです。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自身の状況に合わせて使用してくださいね。
bitly(ビットリー):短縮URLを作成できる無料のQRコード作成サイト
bitly(ビットリー)は短縮URLを作成できるサイトで、QRコードの作成も可能です。
Amazonの商品ページのURLは長いことが多く、
- SNS投稿時に見栄えが悪い
- QRコード作成時にURL入力欄の文字数制限に引っかかる
などのデメリットがあります。
このような時には、bitlyで短縮URLを作成してから使用するといいでしょう。
また、bitlyにはアクセス解析の機能があり、QRコードのアクセス数を追跡できます。
多機能なサイトなので、1サイトで外部集客の準備が完了する便利なサイトです。
ただ、無料版ではQRコードの作成は月に2個までと制限されています。
商品ごとにQRコードを作成する場合や、URLを修正が発生した場合には使いづらいかもしれません。
クルクルManager:アクセス解析付き無料QRコード作成サイト
クルクルManagerは、デンソーが運営している無料のQRコード作成サイトです。
大手広告会社が運営しているので、急にサービスが終了する心配が少なく、安心して利用できます。
クルクルManagerでは、QRコードを作成したいURLを入力し、作成をクリックするだけで簡単にQRコードが作成できます。
- QRコードを作成したいURLを入力し、作成をクリック
- ダウンロード形式を選択し、ダウンロードをクリック
一度作成したQRコードは保存して残しておくことができます。
タイトルをつけて残しておけば、いつでもダウンロード可能です。
QRコードは次のように一覧で確認でき、過去に作成したQRコードを管理しやすいのもメリットのひとつです。
また、クルクルManagerにもアクセス解析の機能がついています。
別サイトでアクセス状況を確認する手間を省略でき、1つのサイトで完結できるので使いやすいでしょう。
QRのススメ:可変QRコードを作れる無料QRコード作成サイト
QRのススメもクルクルManagerと同様に、無料でQRコードを作成できるサイトです。
こちらでは「可変QRコード」という便利なQRコードを作成できます。
可変QRコードとは、あとからリンク先のURLを変更できるQRコードです。
QRのススメで作成した可変QRコードは、読み込むとまずQRのススメ内のページに誘導され、そこから自社サイトやSNSに移動するようになっています。
QRのススメを経由することで、その後移動するリンク先を自由に変更できる仕組みです。
この機能はQRコードを作成した後に、サイトの移転やURLの入力ミスなどの理由でリンク先を変更したい場合に非常に便利です。
通常のQRコードで印刷後にミスが発覚した場合、データを修正して印刷し直すか、上から新しいQRコードを貼り付けるなどの作業が必要になります。
しかし可変QRコードを使用していれば、QRのススメのサイト内でURLを編集すれば修正完了です。
印刷済みのチラシや説明書をそのまま使用できます。
チラシを廃棄したり修正したりする手間が一切かからないので、トラブル対策になります。
可変QRコードを使えば、次のような場面でも柔軟に対応できますよ。
- チラシに記載するサイトのURLが確定していないが、入稿期限が迫っている
- 商品Aの販売が終了後、商品Bのページに移動するよう変更する
- 期間限定のキャンペーンページに移動するよう、一時的にリンク先を変える
使い勝手のいい可変QRコードですが、QRのススメには次のようなデメリットがあります。
- 無料版にはアクセス解析の機能がない
- 一度QRのススメのページを経由するため、利用者が離脱する可能性がある
QRのススメでアクセス解析機能があるのは有料版のみで、無料版では使用できません。
コストを抑えるためには、先に紹介したビットリーのような無料のアクセス解析サービスとの併用が必須です。
クルクルManagerと比較すると、QRコードの管理やアクセス数の追跡に労力がかかります。
また、可変QRコードを読み込むと、自社サイトではなく最初にQRのススメのページが開きます。
このページで「移動」をクリックして初めて、自社のサイトやSNSに移動する仕組みです。
一度別のページを経由するため、怪しいと感じた利用者が自社サイトにたどり着く前に離脱してしまう可能性があります。
クルクルManagerとQRのススメそれぞれのメリット・デメリットを考慮し、状況に応じて使い分けることをおすすめします。
まとめ
この記事では、初心者でも簡単に低コストで始められる外部集客方法を紹介しました。
Amazon販売の外部集客に興味がある人は、まずは商品と同梱するチラシに自社サイトやSNSに誘導するQRコードを記載することから始めましょう。
アクセス解析の設定も忘れずに行ってくださいね。
おすすめのQRコード作成&アクセス解析サイト
- bitly(ビットリー)
- クルクルManager
- QRのススメ
また、中国輸入サポートをしている弊社イーウーパスポートでは、商品のチラシや説明書のデザイン作成も承っております。
- 物販を始めたばかりで商品のチラシや説明書がない
- 試しに自分でチラシをデザインしてみたが、集客につながらない
このような悩みをお抱えでしたら、ぜひご相談くださいませ。
ご要望をヒアリングさせていただき、お客様に合わせたサポートをご提案させていただきます。
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