「Shopifyは他のプラットフォームと何が違うの?」
「Shopifyの自社サイトに集客する方法を知りたい」
「Shopifyで中国輸入商品を売りたい」
世界的に利用されている自社ECサイト構築サービス「Shopify」。販路拡大を考える中で知ったという方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、Shopifyの概要から効果的な集客方法まで幅広くご紹介します。
この記事を読めば、Shopifyで効率よく売上を伸ばす方法が分かります。特に中国輸入ビジネスで売上を上げていきたいとお考えの方はぜひお読みください。
Shopifyの概要

まずは、Shopifyとは何か、利用料金、メリット・デメリットを簡単に解説します。
Shopifyとは
Shopify(ショッピファイ)とは、カナダ初の世界的に有名なネットショップ構築サービスです。専門的なプログラミング知識がなくても、テンプレートを選んでカスタマイズしていくだけで、オンラインショップを作れるのが大きな特徴です。
すでに世界175か国以上で使われており、日本でも導入企業が増えています。Amazonや楽天のようなモール型と違い、自社ECサイトとして自由にショップ運営ができます。
Shopifyの料金
Shopifyには、4つの料金プランがあります。
| Basic | Grow | Advanced | Plus | |
| 対象 | 個人事業主 | 小規模事業者 | 中規模事業者 | 大規模事業者 |
| 月額基本料金 ※年払いの場合(請求回数) | 3,650円(年1回) | 10,100円(年1回) | 44,000円(年1回) | $2,300(3年契約) |
| カード手数料の最低料金 | ・オンライン:3.55% + 0円 ・2%:外部決済サービス | ・オンライン:3.4% + 0円 ・1%:外部決済サービス | ・オンライン:3.25% + 0円 ・0.6% 外部決済サービス | 取引量の多いマーチャントを対象とした競争力のある料金設定 |
月額料金が上がるほど、使える機能が増えていきます。
※2025年9月時点の料金です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
(参考:Shopify「料金プラン」)
Shopifyのメリット
Shopifyのメリットは以下のとおりです。
- 自由度が高い
- 万全のセキュリティ
- 販促の仕組みがある
- 越境ECに対応
Shopifyでは、豊富なテンプレートやアプリを活用することで、専門的な知識がなくても自社ECサイトを構築、運営できます。
かご落ち通知やSNS連携、データ分析機能の充実など販促の仕組みも整っています。越境ECにも対応しているため、国内だけでなく海外市場への展開を視野に入れている人にもおすすめです。
Shopifyのデメリット
一方で、Shopifyのデメリットは以下の2つです。
- アプリは有料のものもある
- 集客が必要
Shopifyは便利なアプリが豊富ですが、有料のものも多く、コストがかさむ場合があります。また、自社ECサイトはモールのような集客力はないため、積極的な集客施策が欠かせません。
効果的なShopifyの集客方法

Shopifyに限らず、自社ECサイトで売上を上げていくには、積極的な集客が欠かせません。この章では効果的な集客方法を4つご紹介します。
- SNS運用
- 広告運用
- 他ECサイトからの流入
- 既存顧客への周知
それぞれ詳しく解説します。
SNS運用
今の時代、 SNSの活用はショップの認知度を高めるのに必須といえるでしょう。
InstagramやLINEなどのSNSで、ターゲット層にどれだけアプローチできるかで売上が大きく変わります。たとえば、商品写真を投稿してブランドの世界観を伝えたり、LINEでセールや新商品を送ったりすることで購買につながりやすくなります。
また、人気インフルエンサーとタイアップしたり、商品を試してもらったりすると、短期間で多くの人に商品を知ってもらえるチャンスが広がります。
広告運用
広告は即効性のある集客手段です。Google広告で検索ユーザーにアプローチしたり、InstagramやX広告でターゲット層に商品を表示したりできます。
広告は費用がかかりますが、確実に流入を狙えるので、予算が取れるなら積極的に取り入れたい施策です。少額からテストしながら成果を見極めることで無駄な出費を防ぐことができますよ。
他ECサイトからの流入
Shopify単独で集客するだけではなく、他のECサイトと組み合わせるのも効果的です。
たとえば、Yahoo!ショッピングでは、自社ECサイトのリンク設置が可能です(※1)。ほかには、他ECサイトで購入した顧客に対して、ショップカードを同封したり、メルマガ配信を行うことで、自社のShopifyショップを知ってもらうきっかけを作れます。
ECモールの集客力と自社ECサイトの自由度を組み合わせれば、効率的に売上を上げていくことができます。複数の販路を持つことは、安定した売上にもつながるので積極的に行っていくと良いでしょう。
※1:本記事の内容は 2025年9月時点の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
既存顧客への周知
新規のユーザーだけでなく、既存顧客へのアプローチも安定的な売上を作るのに重要です。メルマガやLINEで以下のような発信を積極的に行っていきましょう。
- セール案内
- 購入者限定クーポンの発行
- 人気商品再販のお知らせ
- 新商品のお知らせ
頻繁に配信を行うことで、再購入につながりやすくなります。
Shopifyで中国輸入商品を販売する9ステップ

この章では、「Shopifyで中国輸入商品を販売したい」と考えている方に向けて、販売手順を解説していきます。手順は以下の9ステップです。
- ショップのコンセプトを決定
- 商品をリサーチ
- 利益計算
- 仕入れ・検品
- Shopifyアカウント登録・ストア構築
- 商品ページ作成
- 集客・マーケティング
- 販売・発送
- アフターフォロー
STEP1:ショップのコンセプトを決定
まずは、ターゲットとどんな商品を扱うのかなど、ショップ全体の方向性を固めましょう。市場や競合を分析して、他のショップにはない強みを考えながら決めるのが重要です。
中国輸入でおすすめの商品ジャンルについては、以下のページで解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

STEP2:商品リサーチ
中国輸入では、市場の需要をリサーチし、アリババやタオバオといったサイトを使って商品を探すのが一般的です。SNSや他ECサイトのランキングを見るなど、多角的にリサーチしていきましょう。
STEP3:利益計算
仕入れたい商品が見つかったら、利益計算をします。仕入れ価格だけでなく、送料・関税・手数料を含めても利益を取れるのかしっかりとチェックすることが重要です。
STEP4:仕入れ・検品
実際に商品を発注し、品質やパッケージを確認します。まずはサンプル品として、少量発注するのがおすすめです。
仕入れは代行業者を利用すると、商品の検品や配送手配まで任せられて効率的です。
STEP5:Shopifyアカウント登録・ストア構築
ショップの方向性や商品がだいたい決まったら、Shopifyアカウントを作り、テーマ選定や決済設定、配送方法を整え、販売できる状態に仕上げていきます。
STEP6:商品ページ作成
商品の写真や説明文を整え、商品登録を行います。検索されやすいキーワードを盛り込みながら自然な文章にするとSEO集客効果が高まりますよ。
売れる商品ページ作成については、以下の記事も参考にしてみてください▼


STEP7:集客・マーケティング
販売ページができたら、さまざまな方法で集客を行いましょう。思うように売れない場合は、集客方法や商品ページの見直しが必要です。
STEP8:販売・発送
注文が入ったらスムーズに発送しましょう。メッセージカードを添えたり、丁寧に梱包したりすることで、ブランドイメージの向上につながります。リピーターを増やすためにも、細かな心配りを意識しましょう。
STEP9:アフターフォロー
販売後のアフターフォローも忘れてはいけません。メッセージで購入者限定クーポンを発行したり、レビュー特典を付けたり、購入者にアプローチすることで、さらなる売上につながる可能性があります。
Shopify×中国輸入で売上を上げるためのポイント

Shopify×中国輸入で、売上を上げていくためのポイントは以下のとおりです。
- さまざまな手段で集客する
- 入念に商品リサーチする
- 販売データを分析する
- 信頼できる工場や代行業者を利用する
1つずつ解説します。
さまざまな手段で集客する
いくらショップに商品を並べても、お客さんが来なければ商品は売れません。SNS、広告運用、SEO対策など、さまざまな方法を組み合わせて集客を行い、自社ショップへの流入を増やすことが大切です。
入念に商品リサーチする
中国輸入で成功するには、売れる商品のリサーチが必要不可欠です。競合分析や他ECサイトでの人気商品のチェックなど、幅広くリサーチすることが大切です。
販売データを分析する
Shopifyでは売上や顧客行動を確認できる分析機能が充実しています。どの商品が売れているか、どの集客方法が効果的かを数値で確認し、改善につなげていきましょう。レビューや販売実績を参考にして、商品を改良することも重要です。
信頼できる工場や代行業者を利用する
中国輸入販売では、品質の良い商品の選定や配送トラブルへの対応も欠かせません。信頼できる工場や代行業者をパートナーにすることで、作業の負担を減らしつつ安定的に売上を伸ばせるようになりますよ。
おすすめの代行業者については、以下で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

今回は、手軽に自社ECサイトが持てるShopifyについてご紹介しました。Shopifyはアプリや機能が充実しており、好きなようにカスタマイズしながら、手軽に自社ECサイトを作れるのが魅力です。越境ECにも対応しているため、海外への販路拡大を目指す方にも最適です。
ただし、Shopifyに限らず、自社ECサイトで売上を伸ばすには集客施策が欠かせません。物流や商品ページ作成などの業務を外注化すれば、売上に直結する集客に集中できますよ。
中国輸入代行の弊社イーウーパスポートでは、物流サービスをはじめ、ブランドコンセプトに合わせた商品ページ作成、オリジナル商品作成のサポートをしております。自社ECサイト運営に必要な幅広い業務に対応可能です。
Shopifyで効率よく売上を上げていきたい方はお気軽にお問い合わせください。


