日本人の約9割がSNSを利用する現代において、ビジネスの場でもSNSの活用は不可欠なものへと成長しています。とはいえ、いざSNS運用を始めようとしても「何をすればいいの?」「本当に効果があるの?」と思う方もいるでしょう。
そこで本記事では、物販マーケティングでSNSを使うべき理由や、効果的なSNSの活用方法についてご紹介します。
今回は、ビジュアル訴求がしやすく物販ビジネスと相性の良いInstagramとPinterestを中心に解説します。広告費をあまりかけずに、安定した売上を上げていきたい方はぜひお読みください。
物販マーケティングでSNSを使うべき理由

これまで集客といえば、インターネット広告やSEO対策が一般的でした。しかし、SNSの利用者が増えた今、SNSから情報を得る人が増え、その情報をもとに購入を決める人が増えています。
SNSは魅力的なコンテンツを投稿することで、無料で多くの潜在顧客にアプローチできます。さらに、アカウントの世界観やブランドのストーリーに共感したファンを増やすことも可能です。
また、トレンドや話題の情報を得やすい点もSNSの魅力です。トレンドを把握することで、今どのような商品が人気なのかを知ることができ、商品リサーチにも役立ちます。
広告費をあまりかけずに売上アップを狙えるSNSは、現代には欠かせないマーケティングツールとなっているのです。
Instagram(インスタグラム)

Instagramは、写真や動画といったビジュアルコンテンツを中心に発信・共有できるSNSです。通称「インスタ」と呼ばれ、ユーザー同士のコミュニケーションが盛んで、アクティブユーザー数が多いのが特徴です。この章では、Instagramの主な機能から、メリット・デメリット、物販マーケティングに活用する方法までご紹介します。
Instagramの主な機能
Instagramの主な機能は、以下のとおりです。
- フィード投稿…写真や動画の通常投稿
- ストーリーズ…24時間で消える写真や動画
- リール…ショート動画
- ハイライト…固定投稿
- ライブ配信…視聴者と双方向の動画配信
- DM…個別メッセージ
- ショッピング機能…ECサイトの商品ページへ直接誘導できる機能
- 発見タブ…ユーザーの興味に合わせたおすすめ投稿
Instagramは、視覚的にブランドの雰囲気や商品の魅力を伝えられるため、物販と非常に相性の良いSNSです。
Instagramのメリット・デメリット
Instagramの主なメリットとデメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- 写真や動画で魅力を伝えやすい
- ショッピング機能がある
- ターゲット顧客に届きやすい
- 顧客とコミュニケーションが取れる
【デメリット】
- 継続的な運用が必要
- 投稿作成に時間がかかる
Instagramでは、各ユーザーの閲覧履歴やアクティビティをもとに、おすすめの投稿が表示される仕組みになっています。このアルゴリズムにより、ターゲット顧客に自然と認知してもらいやすいのが特徴です。さらに、顧客とのコミュニケーションも取りやすく、直接的にターゲットにアプローチできるのがメリットです。
一方で、常にターゲットの目に触れるようにするには、継続的な運用が欠かせません。また、画像や動画撮影に一定の時間と労力がかかるのが難点です。
Instagramでの物販方法
Instagramでモノを売る方法は以下の3つです。
- プロフィールからECサイトへ誘導する
- ショッピング機能を使う
- DMで直接販売する
プロフィールにECサイトへのリンクを設置することで、ユーザーを購入ページへ誘導できます。ただし、サイト内で商品を探す手間が発生するため、商品ページへ直接アクセスできるショッピング機能を活用したほうが、より高い効果が期待できるでしょう。
ショッピング機能を利用するには、FacebookページとInstagramのビジネスアカウントが必要です。詳しい条件については、公式HPで確認してください。
≫Meta社「ビジネスヘルプセンター」
効果的なInstagram運用のポイント
Instagramは、ただ投稿するだけではなかなか結果につながりません。この章では、効果的なInstagramの運用方法について解説します。
- 写真や動画の世界観を統一する
- ハッシュタグを付ける
- UGC(ユーザー投稿)を活用する
- ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
写真や動画の世界観を統一する
投稿全体で色味やトーンをそろえることで、プロフィールを訪れたユーザーに一貫したブランドイメージを与えられます。投稿を始める前に全体のデザイン設計をしておくと良いでしょう。
ハッシュタグを付ける
投稿を作成したら、投稿に関連するハッシュタグを積極的に付けましょう。タグをつけることで、投稿の発見率を高められます。
UGC(ユーザー投稿)を活用する
実際に商品を使ったユーザーの投稿を紹介すると、リアルな声が信頼につながり、購入意欲もアップします。
ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
コメントやDMへの返信、ストーリーズでの交流を通じて、顧客との距離を縮めることでファン化につながります。丁寧で迅速な対応はブランドイメージを高めます。ときにはユーモアを交えた回答をすると、親しみやすさを与えられますよ。
Pinterest(ピンタレスト)

Pinterest(ピンタレスト)は、画像や動画を使ってアイデアを見つけ、保存・整理できるプラットフォームです。Instagramのように、ユーザー同士の交流を目的としたSNSではなく、アイデア収集を主な目的としています。この章では、Pinterestを活用した物販マーケティングについて解説します。
Pinterestの主な機能
Pinterestの主な機能は以下のとおりです。
- ピン…気に入った写真や動画を保存する機能
- ボード…保存したピンを整理するフォルダのようなもの
- アイデアピン…複数の動画や画像をスライドショーのように1件にまとめることができる
- リピン…他の人が保存した画像を、自分のボードにも保存できる機能
- 画像検索(Pinterestレンズ)…写真を撮って検索すると、似た画像を探せる機能
Pinterestは、Instagramと違ってフォロワー数に関わらず、コンテンツの質とキーワード対策で成果を出しやすいのが特徴です。
Pinterestのメリット・デメリット
Pinterestのメリットとデメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- ターゲット顧客に届きやすい
- 投稿の寿命が長い
- ECサイトへ直接誘導しやすい
- フォロワー数に依存しない
- コミュニケーションコストがかからない
【デメリット】
- 日本のユーザー数は少なめ
- 瞬間的な情報拡散力はない
Pinterestは検索ベースで使われるSNSなので、古い投稿でも継続的に関連度の高いユーザーへ表示されます。それほど継続的な運用をせずともターゲットにアプローチできるのが魅力です。
また、すべてのピンに外部リンクを設定できるため、ECサイトへの誘導がしやすいのも特徴です。コメントなどのコミュニケーションが必須ではないため、運用にかかる手間を抑えられるメリットもあります。
一方で、日本国内ではInstagramほど利用者数が多くないため、大きな集客は難しいでしょう。
Pinterestでの物販方法
まず、Pinterestをビジネス目的で利用するなら、ビジネスアカウントで運用しましょう。ビジネスアカウントにすると、「Pinterest Analytics」を利用し、ピンやボードの成果を分析できるようになります。利用は無料です。
Pinterestで商品を販売するには「プロダクトピン」を作るのが効果的です。プロダクトピンとは、商品の価格や在庫、詳細説明などを表示できるリッチピンの一種です。ピンにECサイトを直接リンクすることで、ユーザーはスムーズに商品情報を確認し、購入まで進めます。
カタログ機能を使って、多くの商品を一度にPinterestに追加し、一気にプロダクトピンをつくることもできますよ。
効果的なPinterest活用のポイント
拡散力のないPinterestでは、いかに長期的に検索され、保存したいと思うアイデアを提供できるかが重要です。売上アップに繋がるPinterestの投稿のポイントをお伝えします。
- 縦長の画像・動画を作る
- 検索されやすい言葉を入れる
- ボードを細かく分ける
縦長の画像・動画を作る
アイデアを投稿するときは、縦長の画像や画像が適しています。スマホでも画面いっぱいに表示されて目立ちやすくなり、ユーザーにより魅力的にうつります。
検索されやすい言葉を入れる
SEO対策として、タイトルや説明文には検索されそうなキーワードを入れましょう。オーガニック流入を狙うことで、より多くの人に見つけてもらいやすくなります。
ボードを細かく分ける
ボードを細かく分けるとユーザーが自分に合ったアイデアを見つけやすくなります。サブボードを作成し、さらに細分化して探しやすくするのも良いでしょう。
まとめ

今回は、物販と相性の良いSNSであるInstagramとPinterestを活用したマーケティングについて解説しました。2つのSNSの違いは以下のとおりです。
- Instagram…ブランドの世界観を伝えながら、コミュニケーションを通してファンを増やせる
- Pinterest…検索経由で長期的に集客が見込める
どちらも上手に活用することで、広告費をかけずに売上アップが期待できます。
ただし、SNSは継続的な運用が求められるため、他の業務を効率化することが重要です。一部業務を外注することで、マーケティングやブランディングに多くの時間を割くことができます。
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