年商80億円!中国輸入で成功した起業家の目標達成メソッド【イーウーパスポート代表取締役 佐藤大介】

今回は、イーウーパスポートの代表取締役である佐藤大介社長(以下、佐藤社長)に、次々に目標を達成する秘訣をインタビューしました!

佐藤社長は時給800円のフリーター時代に中国輸入ビジネスに出会い、軍資金5万円からスタート。開始2年目に年商4億円を達成しました。その後も順調に事業を拡大し、2023年には年商80億円を突破しています。

また、中国輸入ビジネス以外にも、不動産投資や社会貢献活動など幅広い分野で実績を上げています。

  • 宮古島のRCマンション取得
  • 台湾の現地法人を設立し、就労ビザ・在留カードを取得
  • 春日部市に600万円を寄付し、紺綬褒章を受賞
  • 予備自衛官として2等陸曹に任官

長年にわたって成果を出し続けている背景には、何か効果的な方法があるはずです。
では、さっそく佐藤社長にお話を聞いてみましょう!

目次

目標は数字に落とし込み、必ず期限を決める

社員:佐藤社長、今日はよろしくお願いします!

佐藤社長:はい、よろしくお願いします。

社員:それでは早速ですが、佐藤社長は中国輸入ビジネス以外にも幅広く活躍されていますよね。目標達成の秘訣は何でしょうか?

佐藤社長:目標を達成するには、目標を具体的な数字に落とし込むことと、期限を決めることが大切だと思っています。

社員:中国輸入ビジネスを始めた当初は、どのような目標を立てて取り組んでいたんでしょうか?

佐藤社長:中国輸入ビジネスでは「月10万円の利益の出るオリジナル商品を10種類販売して、月収100万円を達成する」という目標が、私の原点です。いきなり10種類の商品を売り出すのは難しいので、1か月あたり1商品と決めて行動を開始しました。

社員:先ほどおっしゃっていたとおり、目標の数字が具体的ですね。

佐藤社長:具体的な数字で考えるのがポイントです。

たとえば、中国輸入で売れやすい価格帯は2,000~3,000円台。この価格帯を狙うと決めて、輸入の送料や関税、消費税を含めて600円で購入できる商品を仕入れます。これを2,500円で販売すると、Amazonの手数料などを引いた純利益が約1,000円になるんですね。ということは、1個あたりの純利益1,000円の商品を月間100個売れば、月10万円の目標を達成できます。

このように目標を達成するための道筋を具体的な数字で考えて、行動に移していました。

社員:確かにここまで細かい数字で考えると、漠然と月収100万円を目指すよりも達成できそうな気がします。

佐藤社長:そうですよね。きちんと数字に落とし込むことで、目標を達成するために必要な行動が明確になるんです。

この目標を達成するためにするべき行動は、

  • 月間100個売れる商品をリサーチする
  • 売れそうな商品を10個仕入れてみる
  • そのままメルカリやヤフオクで売ってみる
  • 2,000円で売れたら、オリジナル商品にすると2,500~2,600円で売れるだろうと予測し、オリジナル商品を作ってみる
  • オリジナル商品のパッケージを決める
  • 商品ページの画像を用意し、説明文を考える
  • Amazonや楽天などのECサイトで売ってみる

と、こんな風に。

社員:目標に向けて何をすべきかがかなり明確になりますね!

佐藤社長:必要な行動が分かれば「3月中に10商品、テスト仕入れをする」「5月までに売れ行きのいい1、2商品をオリジナル商品として販売する」といった小さな目標を設定します。ライバルの真似をしながら試行錯誤を繰り返しているうちに、目標を達成していました。

行動し続けるために、目標を何度も見る

社員:でも実際は、目標を立ててもなかなか行動できない人が多いと思います。

佐藤社長:人間は現状のままでも生きていける状態にあると、本能的に変化を求めないようにできているんですね。新しいことに挑戦したり目標を立てたりするのは面倒ですから。

社員:佐藤社長が行動を止めないために、取り入れていることはありますか?

佐藤社長:目標に向かって行動し続けたい時は、目標を紙に書いて貼っています。私は目標を書いた紙をトイレに貼っていました。トイレは1日に何回も行くので、そのたびに目標が目に入るんです。だからトイレに行くたびに自分の行動を振り返ったり、目標について考えたりします。もしくは、自分のSNSで目標を公言するのもいいですね。

社員:常に目標に意識が向くように工夫されているんですね。

今後は年商100億円の企業を目指し、悔いのない人生を

社員:今後はどのような目標を達成したいと考えていますか?

佐藤社長中国輸入ビジネスでは年商100億円を目指しています。豊かで平和な日本を次世代に繋いでいくためにも、今後も事業活動をして貢献していきたいですね。

社員:事業以外の分野ではいかがでしょうか?

佐藤社長:不動産投資では100室、家賃年収1億円を目標にしています。2023年末で国内で84室、海外で4室の計88室になりました。これも目標を立てて行動したからこその結果です。

社員:ありがとうございました。では最後に、これから中国輸入ビジネスを始める方にメッセージをお願いします。

佐藤社長:私が中国輸入を始めた時、最初の軍資金は5万円でした。目標を明確にすれば、たった5万円しかなくても目標に向かって進んでいけるんです。18年前、時給800円のフリーターだった私でもここまで来れました。だからあなたもやればできます。

事業内容が何であれ、大事なのは「理想の人生を思い描いて目標に落とし込み、そこに向かっていくこと」。これを繰り返していくことで、目標を達成して悔いのない人生を送ることができます。

起業家としての道は決して簡単ではありません。それでも目標に向かって試行錯誤し、昨日よりも今日、今日よりも明日と、お互いに支え合いながらステップアップしていく。そうすれば成長し、ともに成功できるはずです。

社員:佐藤社長、ありがとうございました!

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