集中力を高める方法8選！今すぐ集中できる環境を整えよう

最近副業を始める人が増えてきましたが、限られた時間で成果を出すには、集中して効率よく作業を進めることが必要不可欠です。

しかし本業で疲れていたり、副業以外のことが気にかかったりと、集中できないこともありますよね。

「副業に身が入らない」
「集中力が持続しない」

このように感じることがあれば、まずは作業環境を見直してみましょう。

周囲の環境は集中力に多大な影響を与えます。
環境を整えるだけで、雑念にとらわれず作業に没頭できるようになりますよ。

この記事では、環境を整えて集中力をアップさせる方法を紹介します。
次のような方は、ぜひ読んで実践してみてくださいね。

環境を味方につけて集中力をアップさせる方法8選

目の前のことに集中できるかどうかは、周囲の環境が大きく関係します。
部屋の温度や明るさ、視界に入るものをコントロールすることで、集中しやすい環境を作り出すことができますよ。

作業環境を見直して集中力をアップさせる方法には、次のようなものがあります。

室温と湿度を調整する

エアコンや加湿器を使って室温と湿度を調整しましょう。

厚生労働省の「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」では、

室温 18～28℃
湿度 40～70％

になるよう調整することが推奨されています。

暑すぎると汗やべたつきを鬱陶しく感じたり、寒すぎると手がかじかんでうまくタイピングができなかったりして、集中が途切れてしまいます。
また、湿度が高すぎたり低すぎたりしても、目の前の作業よりも不快感に意識が向いてしまうでしょう。

暑すぎず寒すぎず、適度に湿度のある環境を整えることで、集中できるようになりますよ。

定期的に換気をする

定期的に換気をし、部屋の空気を入れ換えましょう。

窓を閉め切った部屋で過ごしていると、室内の二酸化炭素濃度が上昇して空気が悪くなります。
空気の悪い中に長時間いると、眠気を感じたり、頭痛や倦怠感などの体の不調を引き起こしたりすることがあります。

1時間に1回など、頻度を決めて換気することで作業に集中できるでしょう。

換気をする時は対角線上にある2つの窓を開けると、空気が流れやすくおすすめです。
窓が1つしかない部屋ではドアを開けたり、扇風機を利用したりすると、効率よく空気を入れ換えられますよ。

窓際で作業する

自然光があたる窓際にデスクを置くと、

などのメリットがあり、集中力アップにつながります。

暗い部屋にいると、メラトニンというホルモンが分泌され、眠気を感じやすくなります。
「夜寝る時は部屋を暗くした方がいい」といわれるのはこのためです。

また、日の光を浴びることで睡眠の質が改善されることも分かっています。
十分な睡眠をとることも、集中力を高めるために重要なポイントです。

眠気を覚まして集中したい時には、自然光のあたる明るい場所を選ぶといいでしょう。

観葉植物を置く

部屋の中に観葉植物を置くことも集中力の向上に効果的です。

緑色には、ストレスや疲れを軽減させる効果があるといわれています。そのため視界に入る位置に観葉植物を置いたり、グリーンの家具を設置することで、リラックスした状態で作業に集中できます。

より集中力を高めたいのなら、緑視率を10～15％にするといいでしょう。

緑視率とは、目で見えている範囲の中で、緑色が占めている割合のこと。

また、植物は光合成により二酸化炭素を吸収して酸素を生成し、部屋の空気を浄化する作用もあり、これも集中力アップにつながるでしょう。

観葉植物を置くのが難しければ、植物の写真を飾ってもOKです。
植物やグリーンのものを身の回りに置くことで、気軽に集中力を高められますよ。

青色の小物を取り入れる

鎮静作用のある青色の小物を取り入れるのもおすすめです。

色は人間の心理にさまざまな影響を与えます。
中でも青色は血圧や脈拍を下げ、心を落ち着ける効果があるといわれており、集中力を高めるのに最適です。

このような小物に青色を取り入れると、集中力を持続させることができますよ。

逆に短時間集中して取り組みたい時には、赤などの暖色がおすすめです。
長時間集中したい時は青、短期集中で頑張りたい時には赤と、場面ごとに使い分けるといいでしょう。

作業前にデスクの上を片付ける

作業を始める前にデスクの上を片付けましょう。
作業と無関係のものは引き出しにしまったり、別の部屋に移したりして、視界に入れないことをおすすめします。

やらなければならないことがあっても、手の届くところにスマホやゲームが置いてあると、つい手に取ってしまうことってありますよね。

周囲に余計なものがあると

「ちょっとだけ確認しよう」
「先に処理してしまおう」

とそちらに気持ちが向いてしまい、集中力がそがれてしまいます。

デスクの上は作業に使用するものだけの状態にして、集中が途切れるきっかけになりそうなものはあらかじめ排除しておきましょう。

作業専用のスペースを確保する

作業スペースとくつろぐスペースを明確に区切ることも、短時間で集中するために重要です。

日頃動画を観たりゲームをしたりするスペースで作業をしようとして、なんとなく身が入らないことはありませんか？

これは脳が「ここはくつろぐ場所」と認識しているせいで、リラックスモードから集中モードへの切り替えに時間がかかってしまうのが原因です。

作業専用のスペースを確保し、脳に「ここは作業をする場所」とインプットすることで、切り替えがスムーズになり、集中力アップにつながります。

スタンディングデスクを活用する

スタンディングデスクを取り入れるのも集中力アップに効果的です。

スタンディングデスクは、立ったまま勉強や仕事に取り組める、通常よりも高さのあるデスクです。

長時間座って作業していると、腰痛や肩こりなどの体の不調を引き起こすことがあります。
スタンディングデスクを取り入れて立った状態で作業することで、これらの不調を予防して集中力を高めます。

高さを自在に調整できるデスクを使い、座り作業と立ち作業を交互に行うのもおすすめです。
立ち作業を取り入れて適度にからだを動かすことで、疲労をためずに集中して作業をつづけることができますよ。

まとめ

本記事では、環境を工夫して集中力をアップさせる方法を解説しました。

環境を整えて集中力をアップさせる方法

「時間がないのに、なかなか集中できない…」と焦りを感じたら、まずは作業環境を見直してみましょう。

余計なものを片付ける、定期的な換気などは新たに用意するものがなく、すぐに実践できるのでおすすめです。
ちょっとした工夫で、短時間でも集中して作業に取り組めるようになりますよ。