義鳥(イーウー) スーパーマーケット○秘潜入記1

皆様、こんにちは!イーウーパスポートの並木です。

今回は義烏のスーパーマーケット事情をレポートしたいと思います。
私も義烏に来て早2ヶ月になりますが、自宅(といっても古びた集合住宅の一部屋ですが・・・)にキッチンが併設されていることもあり、
たまに自炊をすることもあります。よって1週間のうち1日はスーパーに買い出しに行くのが日課となっており、自宅周辺のスーパー数軒の特徴の見極めもようやく出来てきたところです。
その中で今回は自宅からはちょっと離れるのですが、弊社の義烏オフィスに近い距離にあります「大潤発百貨南城店」の様子を買い物がてらに皆様にもお伝えしたいと思います。

こちらは店の正面から全景を写した写真になります。一見するとかなりの大型店に見えますが、スーパー自体は1階と2階の一部に店を構えているだけですので、日本の郊外型の大型スーパーに比べるとそんなに規模は大きくありません。

こちらではまず持参した荷物やバッグ類を保管用のロッカーに預けることから始まります。(ちなみにこのシステムは中国全土のスーパーで広く採用されています。)もちろん万引き防止のためでありますが、ロッカーのボタンを押すとバーコード用紙が出てきてこの用紙に印字された番号のロッカーだけが開く仕組みになっています。このバーコード用紙は買い物が終わったあとに自分の手荷物を取り出すときに必要ですので必ず無くさないようにしなくてはいけません。ロッカーに手荷物をしまった後いよいよ売り場へと向かいます。

こちらの店舗は1階が主に生鮮食品売り場で2階は生活用品や文具、乾物、お菓子、飲料の売場となっていますが、日本と違う点として、まず強制的に2階へと続くエスカレーターに乗らなくてはならず、いきなり1階から買い物を始めることができないシステムになっています。

せっかく2階まで上がってきたので、ついでにトイレットペーパー(芯なし12ロール9.99元)だけを買って、ネタ探しも兼ねて2階を徘徊してみることにしました。

するといきなりおりました、勤務中に携帯を弄っている店員が。これはスーパーに限らず中国の接客業では半ば公然となっている現象であり、レストランでもファーストフード店でもコンビニでもよく見かける光景であります。

次の写真はインスタントラーメンの売り場の1コマですが、日本でもよく見かける袋麺5袋をセット売りにしているのですが、わざわざ「5袋セットでの販売につきバラさないように!」との注意書きが貼られているところを見ると、いるんでしょうね…バラすお客が!一応この棚にはバラ売りの商品もちゃんとあるんですけどね… ちなみにこの黄色と緑のパッケージの商品は中国で最も知名度のある「康师傅」ブランドの豚骨味ラーメン2種になりますが、インスタントラーメンの豚骨味が出回るようになるあたり、日本に観光に行った際に食べた味が、一般の中国人の舌にも相当なインパクトを残していることの表れでしょうか。

日清のカップヌードル(made in China)も日本では見かけない味も含めて7種類(トムヤムクン、イタリアンビーフ、麻辣牛肉,豚骨、シーフード、エビチリ、ビーフカレー)も並んでいました。

続いておつまみ・珍味系の棚を覗いてみると、あるわあるわ”鶏の足”(中国語で「鸡爪 ジージュア」)。この品揃え、日本人には到底理解できないレベルに達しています。味付けは蒸したものを塩漬けや醤油漬けにして、アクセントで唐辛子や山椒を配合したものが大半ですが、何ゆえに中国人はかくも”鶏の足”を愛するのだろうか? 斯く言う私も”鶏の足”を好んで食す極めてマイノリティーな日本人なのではありますが、かつて中国人数人に、この質問をぶつけたところ「これを食べない日本人がおかしい」という論調が大半を占めていたように思います。「食べる我々には理由はいらない、むしろ食べないお前らにこそ問題がある。」とでも言いたげな答えに私はこれ以上会話を続ける気が失せたのは言うまでもありません。ちなみにこの”鶏の足”の隣の棚には、これまた豪快な鶏や鴨の骨付きレッグがこれまた充実の品揃えで並んでおりました。

次の売場に移ろうとしたところ、日本でもお馴染みの試食コーナーが目に止まりましたので写真を勝手に撮らせてもらったところ、この店員さん何を勘違いしたのか、私が社内の内偵調査員だと思ったらしく、しきりに「なんで私の写真を撮るんだ!」と尋ねてくるので、「単に記念写真を撮りたいだけだから安心して!」と答えると、彼女はホッとしたようでいて、しかしどこか納得のいかない表情で私をジッと見つめていました。

ここの2階にはキッズスペースも併設されており、この時には若干2組の親子が利用しておりましたが、一応有料のようで一人15元という料金設定でした。無賃利用は60元の罰金とも書かれており、さらに面白いのが「开裆裤(子供が排泄しやすいように股間の部分が簡単に開くようになっているベビー服)を履いた子供は紙おむつを付けて遊ばせてください」という注意書きもあったことです。中国では地下鉄の車内で幼児に排泄させる母親のショッキングな動画が数年前に話題となりましたが、これもいかにも中国らしいマナーの啓蒙活動だなあと妙に感心してしまいました。

寄り道もここまでにして再び売り場に目を移すと、なんと「輸入商品」のコーナーもあるではありませんか。ワインやチョコレート、香港から輸入された「出前一丁」までありましたが、ワインもチョコレートもmade in Chinaのものも混在しており、インポートものという有り難さはそれほど感じませんでした。近年中国でブームと言われるほど愛飲者が増えているワインは安いもので20元、一番高くて200元程でした。チョコレートは日本よりも価格設定がやや高めで、お菓子の部類では贅沢な扱いのようで、手に取るお客もそれほどいるようには見えませんでした。こうして2階フロアを隈なく回り、いよいよ生鮮食品売り場のある1階へと向かうところですが、この続きは次回ということで、ちょっともったいぶらせていただきます。では次回も乞うご期待!

株式会社イーウーパスポート・品質管理マネージャー。
義烏在住。

イーウーパスポート【ゴールド会員】のご案内

関連記事