義烏在住だからこそ辿り着いたこの味!義烏B級グルメ ガイド!

皆様、こんにちは!イーウーパスポートの並木です。

しばらくツアーに関するブログしか書いておらず、「以前のような義烏に密着した身近なネタでブログを書いてください!」と先日義烏にいらっしゃった会員様よりリクエストをいただきましたので、今回は久しぶりにツアー以外の地元ネタで勝負したいと思います。

先日の国慶節休暇は取りたてて何をするわけでもなく、ずっと義烏にいましたので、何か面白いネタはないかとブラブラと街を散策しておりましたが、よくよく考えてみると、私が義烏にやってきてまもなく1年が経とうとしているということにふと気が付き、この1年で街中の雰囲気や、お店の中身もかなり様変わりしたように感じます。思えば昨年の12月に開店セレモニーの模様を当ブログでレポートしたベーカリーショップも1年を待たずして既に閉店している有様で、弱肉強食度がハンパありません。

その中で私が義烏に来た当初より愛用している、今のところは経営が安定しているだろうと思われるご近所のお食事スポットを何軒かご紹介したいと思います。義烏にとどまらず中国では一つの業態のお店が流行るとそれに追随して、街中そこら中に同じものを扱っているメシ屋ばかりということも珍しくないのですが、その中でも意外と競合が少ないのでは?と思わせるようなお店をご紹介したいと思います。

まず一軒目ですが、回転寿司ならぬ「回転火鍋」のお店「韩式旋转小火锅」を紹介します。


店内はこじんまりとしており、普通の火鍋屋と違って大人数でいくところではないのですが、私のような「お一人様」やカップルが気軽に食事をするにはピッタリの店だと思います。店の真ん中に鎮座しています回転ライン?には鍋に入れる具材がびっしりと並んでおり、野菜でいえば定番の白菜やホウレン草、チンゲン菜、しいたけやシメジなどのキノコ類、肝心の肉類は廻っている串に刺した豚、鳥、牛以外にも、別注文で皿に盛られた薄切りにスライスされた牛肉や羊肉をオーダーすることもできます。その他にも、豆腐や春雨、といった定番アイテムのほかにも、豚の血を固めた「猪血」,豚の脳みそ「猪脑」、鴨の舌「鸭舌」といったマニアックアイテムまで豊富に揃っております。

具材の料金のほとんどが5元以下(約85円以下)となっており、おおむね多くの人が好むアイテムは2~3元(約35~50円)の価格帯に集約されています。ちなみにスライスされた牛や羊のお肉は一皿18元(約300円)と非常に財布に優しい価格設定になっています。忘れておりましたが鍋の下地のスープのお味は、注文時にあっさり系や激辛系など8種類の中からお好きなものを1種類のみ選ぶことができます。(中国でよくある2種類の味が同時に楽しめるタイプではありませんが、一人一鍋を占有できるシステムになっています。) また、具材に付けて食べる調味料も火鍋屋に行かれたご経験のある方であればご存じのとおり、ニンニクや唐辛子、小口ネギ、パクチー、さらにゴマペーストやXO醤、豆板醤といった数種類のペーストに基本となる醤油や酢、ゴマ油を自分の好きなようにカスタマイズして唯一無二の味を完成させるというのも中国火鍋の醍醐味であります。肝心のお味の方ですが、基本は鍋ですので何を具に選ぶか、どのスープを選ぶかで変わってくるとは思いますが、私がお気に入りのキノコスープをチョイスした場合は、基本あっさり味ですので、どの食材の味もかき消されることはなく、いくらでも飽きることなく食べ続けらるような気がします。

がっつりと食事としての利用は当然ですが、飲んだ後の「シメ火鍋」的な使い方も十分ありかと思います。(ちなみに鍋のシメにもってこいの麺類も結構充実しています。) そんな顧客のニーズを察知してか、多くのメシ屋が夜9時10時で閉まる義烏にありながら、画期的な夜中というか朝方の4時まで営業しているというのも、酒好き夜型人間の方には非常にありがたい存在なのではないでしょうか。

2軒目は、やはり繰り返し強調して恐縮なんですが、「お一人様」にはうれしいお店になります。中国重慶の名物料理である「酸菜鱼」がお手頃サイズで楽しめる「CAT  酸菜鱼米饭&煎饼」は、火鍋同様本来であれば大人数で楽しむ「酸菜鱼」が一人でも気兼ねなく食べられる画期的なお店です。

火鍋に比べると日本人にはまだまだ馴染みの薄い「酸菜鱼」ですが、新鮮な草魚(淡水魚)を薄く食べやすい大きさにカットしたもの(小骨はキレイに処理されていますのでご安心ください。)と数種類の野菜を日本の高菜漬けに似た漬物のあえて酸味の増した古漬け状態のもので作ったスープで煮込んで食べる、言ってみれば「食べるスープ」みたいなものですが、程良い辛さと滋味深い酸味のハーモニーと魚をはじめエノキやもやし,それに豆腐を乾燥させたものを細くきし麺状にして戻したものなどが器にたっぷりと入っており、まさに食べ応え十分な一皿となっております。タイのトムヤンクンや韓国のキムチチゲといったすっぱ辛い系のテイストがお好きな方には絶対はまる味だと思います。白いご飯との相性も抜群なので、是非無料サービスとなっているライスとご一緒にアツアツを召し上がっていただければと思います。

スープの味もベーシックな「老坛酸菜」からトマトベースやカレーベース、また辛いのが得意という方はメニュー写真が強力でおどろおどろしい超激辛の「麻辣酸菜」もありますので強者は是非チャレンジしてみてください。

この一人前でありながらボリューム満点の「酸菜鱼」が26元~(約440円~)と日本風に言えばワンコイン価格で食べられるというのは、正真正銘のコスパ優良店といってよいかもしれません。ただ一人前とはいっても量はハンパありませんので、胃袋の小さい方は一人前をさらに二人でシェアするくらいがちょうどよいかもしれません。

最後に3軒目の「戴记私房面」をご紹介させていただきます。

ここは料理の味もなかなかなんですが、それ以上に店の主人のキャラクターが秀逸で、彼会いたさに思わず訪れてしまうというお店です。こちらは基本的には自家製手打ち麺のお店で、種類も豊富に揃っておりますが、その中でも「炸酱面」(16元≒270円)が最近の私のお気に入りです。湯掻いた手打ち麺の上に「炸酱面」には欠かせない肉そぼろとキュウリやニンジン、もやしに油で揚げたサクサクの大豆が食感のアクセントになってとてもいい味を出しています。これらを器の中で豪快にかき混ぜ一気に頬張るというスタイルが炸酱麺を食すには最も合っているように思います。ただこの「炸酱面」はいわゆる汁面ではないので、ちょっとスープ系のものでのどを潤したいと思っていた時に、たまたまメニューに載っているスープが全て売り切れていたので、「ほかに何か作れるスープはない?」とダメ元で聞いたところ、「番茄鸡蛋汤(卵とトマトのスープ、5元≒85円)だったらすぐできるけど。。。」という返事が返ってきたので、試しに頼んでみたところ、パッと見にはよくあるビジュアルのもので物珍しい要素が全くなかったのですが、一口蓮華を口に入れた瞬間、これまで飲んだ「番茄鸡蛋汤」とはまろやかさとコクが全然違う味に思わず一口が二口に、二口が三口にとしばらく蓮華を置く暇がないくらいに飲み続ける事態になっていました。

上述した愛くるしいキャラクターの主人(一応写真を張り付けておきます、でもこの男の魅力はスマホという文明の利器の力を借りても表現できかねる点はご了承ください。)に秘訣を聞いても、敢えて愛想笑いを浮かべているだけなのか、それとも正真正銘の天然系アホキャラなのかは定かではありませんが、一向にそれを彼の口から聞くことができないままいたずらに時間だけが経過している現状なのであります。ちなみに営業時間を聞いても「夜中の1時までやる時もあれば、お客がいなきゃ早めに店を閉めるよ」という発言からもわかる通り、この計画性が微塵もない自由奔放さと魅惑の味を生み出す確かな腕のミスマッチングがこの主人、ひいてはこのお店の魅力となっているのは間違いないと思います。

今回ご紹介した3軒のほかにも、まだまだ義烏には安くてうまい店はありますので
またの機会にでも引き続きご紹介させていただきます。
ツアーやアテンドでお越しいただいた場合、どうしても決まりきった場所にお連れすることが多くなってしまいがちですが、中にはマニアックで好奇心旺盛な方もいらっしゃるとは思いますので、そういった貴兄の為にも、今後とも日々グルメ穴場探しに精進して参ります。。。もちろん昼間の業務をしっかりやった上での話ですが。。。笑

 

「韩式旋转小火锅」江滨西路388号

「CAT 酸菜鱼米饭&煎饼」贝村路218号

「戴记私房面」江滨西路412号

株式会社イーウーパスポート・品質管理マネージャー。
義烏在住。

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